酪農家の暮らし


 牛を野外に放牧できる期間は年間140日程度しかなく、夏の間にたくさんの飼料を貯蔵しなくてはなりません。そこで、5月から10月にかけては放牧した乳牛の世話のほかに、牧草地で農作業を行い、冬の飼料をサイロに貯蔵します。このため、毎朝4〜5時には起きて、乳しぼり、えさやり、牛の世話を3時間程度おこない、それから朝食、そのあとに牛を外に出して畜舎の掃除・糞尿の処理、それに広い牧草地の耕作から収穫・乾燥・運搬・サイレージづくりと日が暮れるまで働き、夕方からはふたたび乳しぼりと休むひまがありません。冬場はサイレージづくりがないためそれほど大変ではありませんが、農家によっては関連工場などで手伝いを行ったりします。このため「酪農ではなく酷農」と言われるほどです。大型農業機械による大規模な酪農も、このような厳しい労働に支えられています。
 最近では手間のかかるエサやり作業にコンピュータをつかって完全自動化する酪農家も現れてきました。



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