上の図に示したとおり、骨にはさまざまな名前があります。たくさんあって頭がごちゃごちゃになってしまいそうですね。でも、あんなに大きな牛の骨が大まかに表すとたった20個ほどので済むんです。すごくないですか??これくらい覚えておいたほうがかっこいいですよ!! |
そもそも、![]() 骨の役割というのは4つあります。まず1つ目に体の軟組織(内臓や筋肉、皮膚など)を支えることです。軟組織を支えるものがないと、タコのようにふにゃふにゃになってしまいます。そうならないよう骨によって身体をしっかりと支えます。2つ目は、受動的運動装置としての役割です。筋肉の収縮や弛緩によって骨が動くことによって身体は運動できます。3つ目は身体の中の器管の保護です。胸腔・腹腔・骨盤腔・心膜腔で臓器を包み込み、大切な器管を保護します。そして最後に骨髄における造血です。骨の中の骨髄という部分で血液を作るという大切な役割を骨は担っているのです。 |
ではでは・・・ 骨は大きく三つに分けられます。 1.胴骨・・・脊柱(背骨のこと)や肋骨、胸骨のこと 2.頭蓋・・・頭の骨のこと。脳と感覚器(目や鼻)を囲む 3.肢骨・・・四肢の骨のこと。前足(腕)を前肢骨、後ろ足を後肢骨という |
ではまず![]() 胴骨とは脊柱・肋骨・胸骨の三つを指すことは上に書きましたね。じゃあこれらをもう少し詳しく解説していきましょう。 |
次は![]() 頭蓋(とうがい)は脳や感覚器を囲む頭蓋骨と、消化器のはじめの部分を囲む顔面骨とに大分しさらに右下のように分類されます。
乳研の部員だからといってここまで骨の名前を覚える必要はありませんが、すらすら牛の頭蓋について語れたらかっこいいですよね。そこで、牛の頭蓋の特徴を学びましょう。 牛の頭蓋は右下の図のようになっています。 背面は前頭骨と鼻骨だけで成立します。幼若な時代は頭頂骨も背面にありますが、成長の過程で次第に頭頂骨は頭蓋後壁に追い落し、後頭骨と癒合して頭蓋後壁をつくります。 側面では、頬骨と前頭骨・側頭骨が合体して眼窩や側頭窩をつくります。 ![]() |
肢骨とは四肢をつくる骨のことを言います。
前肢 ![]()
後肢 ![]()
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特殊な骨 心骨 : 牛には大動脈線維輪に接して心骨が存在する。 吻鼻骨 : 豚に存在する鼻平面が骨化したもの。 |
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